16.1.11

読書熱

2010年はほとんど本を読まなかったので、
その反動で今年になってから、読書熱に火がついた。
かなり、メラメラと。

手始めに、10年前に読んだ
「冷静と情熱のあいだ」を読み返してみた。

素晴らしい、なんとも素晴らしい。

初めに読んだ10年前はまだ学生で、
その間に、仕事をし、人並みに恋愛をし、
そこそこの人生経験と積んだ自分は、どう感じるかを比べたかった。

今回も江國香織著から読んでみたけど、
話の内容はおろか、当時どんな風に感じたかなんてさっぱり覚えていなかった。
(比較にならない。)
続けて、辻仁成著も読んでみて、やっと答えが出た。

10年前には江國著が好きだったのに
今回は辻著が気に入った(どちらも内容は素晴らしい)。

不思議だ。

あとがきを読んで気づいたけど、
連載時は江國著、辻著が交互で連載されていたので、
その通りに読んでみればよかったとちょっと後悔した。

10年後に読む時は交互に読んでみようと、
表紙に注意書きをしておいた。


クリックで救える命がある。

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