「信じよう、本の力」
先週水曜までの読書週間でのスローガン。
大人はよく、「本を読みなさい」といいますが、
大人になってたしかにその通り、と思う。
あまりいうことではないけれど、
私は不機嫌だったり、憂鬱な気分の時は無口になることが多い。
ゆえによく怒っていると思われがちである。
でも違う、ただ機嫌が悪いだけである。
そこを混同されるとかなり困る。
特に寝起きは機嫌が悪い。
そのため、私を起こしてくれた人からしたら、
「せっかく起こしてあげたのに」
と思われてしまう。
当の本人としては、
「人に起こしてもらった罪悪感」と
「自分で起きられなかった無念さ」から
不機嫌になるわけで
決して「睡眠を妨害されたことに怒っている」わけではないのだよ。
わかって~~~~
でも、いつも言えない。
親しい友人達や家族はなんとなく察してくれているし、
彼ら、彼女らを前に不機嫌になることもそうない。
ただ、たまに「怒ってる?」と問われ、
「不機嫌」なのを「怒っている」と勘違いされることに
腹が立つ。(自分勝手だとはわかっているけど)
「僕はときどき憂鬱になって、
何日もつづけて口をきかないことがあるが、
そういうとき僕が怒っていると思ってくれちゃ困るんです。
ただ黙ってほっといてさえくれれば、
じきもとのとおりになるんですからね。」
-シャーロック・ホームズ シリーズ
『緋色の研究』より抜粋
先日読んだ際に私と敬愛してやまないホームズが
似ていることに非常に嬉しさを感じた。
本を読むことで教養がつくこともあれば
自分と誰かが似ているところに気づき
安堵することもある。
本の力を信じ、読むことが大事なのですなぁ。
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